佐谷画廊の軌跡

— 佐谷和彦のしごと 1978–2007 —

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佐谷画廊は佐谷和彦(1928-2008)が1978年に京橋で開業し、1982年に銀座に移転、2000年には佐谷の自宅(荻窪)に拠点を移し、2007年まで活動を続けた戦後日本の現代美術において東京画廊、南画廊に続く第二世代に位置付けられている画廊です。

佐谷和彦が手がけた展覧会は継続的に開催されたオマージュ瀧口修造展、山田正亮展、クリスト展を始め全164回を数え、佐谷和彦の強い信念のもとに発行されたカタログは全132冊、また自身の執筆による著作は「画廊のしごと」美術出版社1988年刊、「アート・マネージメント」平凡社1996年刊、「佐谷画廊の三〇年」みすず書房2007年刊、など7冊を数えます。
一方でアルバース、デュシャン、エルンスト、クレー、マンレイ、ピカソ、ポロック、ロスコーなど欧米20世紀美術のマスター・ピースを展覧会にて披露しつつ国内主要美術館に納めました。

サラリーマンコレクターであった45歳のときに、当時の現代美術ギャラリーの代表的存在であった南画廊に転職し、その5年後には自ら画廊を開き、以後旺盛な活動を続けた佐谷和彦が、日本の現代美術界においていかなる考えの元にどのような仕事をしたのか、その全貌を南画廊勤務の70年代半ばから亡くなる前年まで毎日欠かさず記し続けた本人の日記を参照しつつ、全刊行物のデータとともに明らかにすべくこのサイトは開設されました。研究者の方々の今後の参照・手掛かりの一助ともなれば幸いです。

佐谷画廊・佐谷和彦が美術とエッセイ執筆とに燃やし続けた情熱を皆様と共に分かち合えればこれに勝る思いはありません。

 佐谷画廊は佐谷和彦(1928-2008)が1978年に京橋で開業し、1982年に銀座に移転、2000年には佐谷の自宅(荻窪)に拠点を移し、2007年まで活動を続けた戦後日本の現代美術において東京画廊、南画廊に続く第二世代に位置付けられている画廊です。

 佐谷和彦が手がけた展覧会は継続的に開催されたオマージュ瀧口修造展、山田正亮展、クリスト展を始め全164回を数え、佐谷和彦の強い信念のもとに発行されたカタログは全132冊、また自身の執筆による著作は「画廊のしごと」美術出版社1988年刊、「アート・マネージメント」平凡社1996年刊、「佐谷画廊の三〇年」みすず書房2007年刊、など7冊を数えます。
 一方でアルバース、デュシャン、エルンスト、クレー、マンレイ、ピカソ、ポロック、ロスコーなど欧米20世紀美術のマスター・ピースを展覧会にて披露しつつ国内主要美術館に納めました。

 サラリーマンコレクターであった45歳のときに、当時の現代美術ギャラリーの代表的存在であった南画廊に転職し、その5年後には自ら画廊を開き、以後旺盛な活動を続けた佐谷和彦が、日本の現代美術界においていかなる考えの元にどのような仕事をしたのか、その全貌を南画廊勤務の70年代半ばから亡くなる前年まで毎日欠かさず記し続けた本人の日記を参照しつつ、全刊行物のデータとともに明らかにすべくこのサイトは開設されました。研究者の方々の今後の参照・手掛かりの一助ともなれば幸いです。

 佐谷画廊・佐谷和彦が美術とエッセイ執筆とに燃やし続けた情熱を皆様と共に分かち合えればこれに勝る思いはありません。

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佐谷周吾